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統営漁民「これからマグロの養殖だ」(2)

このため価格も安くはない。 冷凍サバは1匹(400-600グラム)2000ウォン(約200円)程度だが、刺し身用の活魚は2倍以上の5000-6000ウォンで取引される。 刺し身店が購入する際には1匹1万ウォン以上になる。

クロマグロは冷凍が流通量の大半を占める。 活魚は味見するのも難しいほどだ。 したがって価格も高くなる。

99年に欲知島で定置網事業を始めたインソン水産が昨年10月、クロマグロが網に掛かっているのを見て養殖を始めることになったのもこのためだ。


漁獲当時5キロ程度だったクロマグロは冬を無事に越し、現在1メートル・20キロ程度に育っている。 来年秋ごろには35-40キロ程度に育つとみられる。

インソン水産は60キロに育つ2010年秋に出荷する計画だ。 クロマグロの価格を1キロ当たり5万ウォンとすれば、1匹(60キロ)で300万ウォンになる。

◇量よりも質=統営地域の養殖業は80年代末、ヒラメ・ウロクから始まった。 病気に強くよく育つ魚種だった。 ヒラメは刺し身にするとボリュームが出るため、刺し身店が好む魚種だ。

しかし90年代に入ってヒラメ・スズキ・タイの過剰生産が問題になった。 2000年代に入ると、カワハギ・メバル、ニベなど種類が増えたが、最近はまたクロマグロやサバなどの高難度養殖が行われている。

慶南水産資源研究所のチョン・ジョングン所長は「養殖初期には生産性が高い魚種に関心を持っていたが、現在では美食家の好みに合わせて多品種少量生産に変わった」とし「困難な状況にある養殖業界を回復させ、美食家の関心の高い新しい養殖魚種をずっと開発していく」と語った。



統営漁民「これからマグロの養殖だ」(1)

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