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「放送するものはほかにないのか」--。
KBSが俳優のアン・ジェファンさんの遺体が発見された当時の様子を放送すると聞きつけたネチズンらが抗議をするに至った。
KBSテレビ『VJ特攻隊』が、12日、俳優の故アン・ジェファンさんが乗合車の中で遺体で発見されたときの姿を放送する計画だと伝えられた。同番組は8日「危ない瞬間、我々が行く!消防隊員24時」を撮影する中、故人の遺体を撮影したということだ。こうした話が伝わるとインターネットには故人を二度殺す行為だとして放送局の行為を非難するとともに放送を中断せよというネチズンらの意見が殺到しはじめた。
あるネチズンは「テレビ局も狂った。故人の家族たちも視聴者たちもそんな画面は望まない」とし「故人を二度殺す行為だ」と怒りを見せた。また「正常な考えを持つ人ならそんなおかしな発想ができるか。今からでも放送を撤回せよ」と書いた。別のネチズンは「お願いです。モザイク処理したとしても放送しないでください。故人と遺族に対する最小限の思いやりだと思います」などのほか「本当に遺族を二度殺す行為だ」「放送をするな」「放送するものはそれしかないのか」といった意見が書かれていた。
問題の映像は、ほかの撮影のため蘆原消防署へ行った際「変死体が発見された」という通報を受けて出動する消防隊員に付いて行ったところアンさんだったということだ。撮影者は遺体の腐敗がひどく、誰だか分からなかったので撮影し、ニュースを聞いてはじめてアン・ジェファンさんだということを知ったとし、番組では流さなかったとしている。
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