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新作「サースト」(英語題、原題「コウモリ」)を撮影中のパク・チャヌク監督(45)が米国メジャー映画会社から投資を受けることになった。この作品に投資しているCJエンターテイメントは米国のユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナル・スタジオ傘下のフォーカス・ピクチャーズと共同投資契約を締結したと12日、明らかにした。
CJエンターテイメントの関係者は「制作段階で米国メジャー映画会社の投資を誘致したのは『サースト』が韓国映画の中では初めて」とし「今回の契約でユニバーサルはCJエンターテイメントと今後発生する収益を分けることになる。ユニバーサルが北米地域の配給権を持つことになり、『サースト』が米国全土で公開されると思われる」と説明した。
またCJエンターテイメントの関係者は「ユニバーサルとフォーカス側がパク・チャヌク監督を“独創的で優れた監督の一人”と言って新作『サースト』に期待を示し、契約が成立した」と話した。
CJエンターテイメントのキム・ジュソン社長は「ユニバーサルとの投資契約は『サースト』が本格的にハリウッドに参入することになったという意味」とし「今回の契約が今後、韓国映画を北米市場にアピールしていくうえで役立つものと期待している」と話した。
今年4月にクランクインして9月末のクランクアップを目標に撮影している「サースト」は神父が予想外の事故で吸血鬼になり、友人の妻と愛に落ちて致命的な事件に巻き込まれる話。2009年上半期に韓国で公開される予定だ。ソン・ガンホが神夫から吸血鬼になるサンヒョン役に、サンヒョンと恋に落ちる友人の妻(テジュ役)にはキム・オクピンがキャスティングされた。
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