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高騰していた国際穀物価格が落ちている。農水産物流通公社によると、コメ・豆・小麦・トウモロコシなど主要農産物の価格は今年の最高値に比べて26-37%落ちた。
このうち小麦の下落幅が最も大きい。 小麦は米国シカゴ先物市場で5日、1トン当たり268ドルで取引を終えた。 2月の428ドルに比べて37%も落ちている。
コメも大幅に値下がりした。 タイ産長粒種1トンはこの日、715ドルを記録し、過去最高値となった5月に比べて31%下落した。 豆とトウモロコシも最高値に比べてそれぞれ26%と27%の下落率を記録した。
国際穀物価格が下落に転じたうえ▽国際原油価格の下落▽ドル高▽生産量の増加▽輸出統制の解除--などが影響した。
生産量も増えた。 世界最大のトウモロコシ・豆産地の米中西部は6月の暴雨で深刻な打撃を受けると予想され、豆とトウモロコシ価格が過去最高値を記録した。 しかし7月と8月は天気が回復し、暴雨による被害は予想よりも少なかった。
しましまだ安心できないという指摘もある。 農水産物流通公社のチョ・ハクヒョン輸入情報チーム長は「暴雨や水不足など気象異変による突発変数が発生すれば、国際穀物価格はまたいつ上昇するか分からない」とし「これは中国とインドの経済成長で穀物の需要が増加傾向にあるため」と話した。
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