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【噴水台】脳卒中

ルーズベルトは1945年のヤルタ会談の2カ月後に死亡した。 死亡の1年前からルーズベルトは頻繁に狭心症に苦しんでいた。高血圧で心臓の筋肉が弱まっていた。 病魔のためか、ルーズベルトはスターリンに大きく譲歩し、この会談は米国外交史で‘屈辱’として記録されている。


スターリンは会談の8年後に死亡した。 主治医が「医師の陰謀」に加担した容疑で逮捕された後、医師を信じなかったスターリンは、53年、クレムリンでパーティーが終わった後に倒れ、すぐに昏睡状態に陥った。3日後、まひしていない左手を高くあげ、力なく落としたのが最期だった。 もしかすると、この脳卒中は人類の平和に寄与したのかもしれない。 スターリンがきちんと薬で治療を受けていれば、62年のキューバミサイル危機が全面的な核戦争に飛び火していたかもしれないからだ。




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