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「こんにちは、金妍兒(キム・ヨナ)です。いつもたくさんの声援ありがとうございます。今シーズンも素敵な演技を見せられるよう頑張っていますので応援をよろしくお願いします。今回の秋夕(チュソク、中秋)は、家族と一緒においしいものをたくたん食べて楽しい秋夕を送ってください」
‘フィギュアの妖精’金妍兒、18、軍浦スリ高)がIS(日刊スポーツ)の読者のための秋夕メッセージを送ってきた。今年の金妍兒には秋夕がない。10月末からすぐに今季最初の大会グランプリ1次大会「スケートアメリカ」が米国エバレットで開かれるからだ。秋夕当日にも金妍兒は午前3時間、午後3時間の練習をする。
今季のプログラムであるサンサーンスの交響詩「死の舞踏」(Danse Macabre、ショートプログラム)とリムスキー・コルサコフのバレエ曲「シェラザード」(フリープログラム)に体を慣らすための練習だ。
長期カナダ合宿を始めた3年前から金妍兒にとって秋夕(チュソク、中秋)は遠いものとなった。母や物理療法士ら韓国人がそばにいるだけで大きな力になる。満月の下で流した汗の雫は今季、さらに2010バンクーバー冬季五輪の元肥になるという信念を持ち、金妍兒は今日もスケートシューズのひもを固く結ぶ。
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