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外平債発行難航でウォン安ドル高進む

ウォン安がさらに加速している。

10億ドル規模の外国為替平衡基金債券(外平債)の発行延期もありうると伝えられたことが不安要因として作用した。11日のウォンの対ドル相場は前日比14ウォン安となる1ドル=1109.5ウォンで取引を終えた。北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の脳手術のニュースにより市場参加者らの不安感が高まったことや、米投資銀行のリーマン・ブラザーズが第3四半期に39億ドルの損失を記録したこともウォン安ドル高を加速させた。

政府が同日に米国で行った外平債発行交渉は難航した。韓国側は発行金利を‘米国国債金利+2%以下’にしたいとの立場だが、主な投資家らは加算金利‘2%以上’を要求している。企画財政部の崔鍾球(チェ・ジョング)国際金融局長は同日、「リーマン・ブラザーズの問題で国際金融市場が冷え込み、投資家が考える価格と合わず難航している」とし、「発行を1~2週間遅らせることもある」と話した。

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