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金総書記の健康状態、10月10日の労働党創建日に判明

来月10日の朝鮮労働党創建日に金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長が姿を現すかどうかで、金委員長の健康状態が判明できるとみられている。

脳卒中で手術を受け、政権樹立60年記念日の9月9日に軍閲兵式に出席できなかった金委員長が、1カ月後の党創建日(10月10日)に登場するかどうかで、健康を回復したか、回復していないかが判断できる根拠になるということだ。

慶南(キョンナム)大学のキム・グンシク教授は11日「金委員長が自身の健在ぶりを見せようとする場合、関心が集中する党創建日を選ぶのが政治的かつ時期的に最も効果的だ」と話している。反対に金委員長が出席しない場合、公式の行事に出席しにくい状態ではないか、という疑惑が広がるほかない。


東国(トングク)大学のキム・ヨンヒョン教授は「北朝鮮で、最高指導者が歩行を助けてもらう姿が露出されるのは想像できないことだ」とし「来月10日に出席しない場合、金委員長の健康についての疑問が再浮上するだろう」と述べた。

そのため、金委員長が党創建日を避けて「第3の選択」をする状況もあり得る、という見方が当局と北朝鮮関連専門家の間に広がっている。国家安保戦略研究所のイ・キドン南北(韓国・北朝鮮)関係室長は「金委員長が軍部隊を視察したり海外からの使節団と会見する場面などが報道され、まるで何もなかったように正常に執務中であることを伝えようとするかもしれない」と予想した。

日本外務省の高官も「金委員長が手術後に回復中だが、党創建日に合わせて公開活動を再開するのは難しいとみられる」とし「金委員長は一時、生命が危ぶまれていたと確認されている」と話した。



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