ソウルの繁華街明洞(ミョンドン)で、いつにもまして何やら人だかり。食べ物が無料で振舞われるとかで、長～い行列を待つこと10分。卵サラダに卵焼き、フライドチキンと舌鼓を打っておりましたが、そう言えばトリづくし…。はて?今日は何の日？？




今日、９月９日はGuGu-day(グーグーデー)。韓国ではニワトリが｢グーグー｣と鳴くことから、同じ発音の数字の９にひっかけて、農林部が｢鶏肉と卵をもっと食べよう｣と制定した日なんだとか。農協や養鶏家が準備したこのイベントは公演あり、試食ありで、なかなか盛況でしたよ。



卵を10個ずつ包む藁づとを作る体験も行われていました。昔はこうやって卵を運搬していたんですねえ。風情があって、卵がとってもおいしそうに見えます。



｢今日のお弁当は卵焼きだ～！｣と狂喜しているのは、70年代の制服を着た学生さん。当時、卵はご馳走だったんですね。食べ物と時代の流れを説明するパフォーマンスも行われました。



太極旗の奥にいるニワトリくんも今日はPRに大活躍。ところで｢グーグーデー→ニワトリ｣と聞いて、かつて流行った日本のアニメ｢グーグーガンモで～す～｣(わかる人にはわかる！)の声が、１日耳から離れないのでした…。