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金正日総書記、すでに死亡説も…中国人医師団訪朝

北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が下半身不随となったという見方が出ている。

金委員長は9日、政権樹立60周年の記念行事に出席しなかった。最高司令官の出席を前提に、北朝鮮が数カ月間にわたって準備してきた行事に金委員長が出席しなかったのは極めて異例のことだ。

情報機関の関係者は「金委員長が自身の健在をアピールするため、意図的に長期間公開的な活動を中止する場合もあった」と述べた。実際に金委員長は死亡説などが浮上すると急きょ公開活動を再開し、健在を示す場合が少なくない。


今回の場合も金委員長の健康をめぐり▽極秘裏に中国人医療チームが平壌(ピョンヤン)入りした▽執務中に突然倒れた--などといった説が飛び交っていた。金委員長がすでに数カ月前に死亡し、影武者がしばらくの間、公開活動に臨むだろうという見方まで出ていた。

韓国情報当局もこうした情報を入手、綿密に動向を観察してきたという。情報関係者は「1、2日ほどさらに追跡してみれば、金委員長の健康悪化の具合と現在の状態に対するより正確な輪郭が表れるだろう」と話している。



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