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ソウル大学校スポーツ科学研究所のユ・ヨンミ研究員は「韓国文化の中の孫基禎の肖像」と題した論文で米イリノイ大で博士学位を受けた。 孫基禎先生の生涯、事後の照明などを扱ったユ研究員の論文は、スポーツ社会学を研究する大学では最も有名なイリノイ大で認められたという点に大きな意味がある。 ユ研究員は「この論文を作成するのに6年ほどかかった。 論文を通じて孫基禎先生の人生を再照明してみたかった」と語った。
日本でも孫基禎研究が活発に行われている。 今年だけでも孫基禎関連の論文が2件発表された。 日本北海道大学院と日本大学国際関係学部でだ。 今でも日本で孫基禎に関する研究が活発に行われているのは、孫基禎という人物の象徴性のためだ。 現在、日本では大小のスポーツ学術誌に孫基禎の論文が100件以上も掲載されているという。 孫基禎ドキュメンタリーも5件制作された。 論文で見る限り、孫基禎は日本でより大きな評価を受けている。
しかし日本の教科書には孫基禎の記録が掲載されていない。 文部省が発刊する各種資料にも孫基禎の資料がない。 孫基禎は日本の国旗をつけて金メダルを獲得したが、孫基禎が韓国人であるため、日本五輪組織委(JOC)も孫基禎の生涯や業績を公開的に明らかにしていないとみられる。
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