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「9月危機説は終止符を打った」

金融市場が「9月危機説」から抜け出し、急速に安定を取り戻しつつある。

8日、総合株価指数(KOSPI)は今年最大の上昇幅となり、ウォンの対ドル相場も過去10年余りで最大の上げを記録した。

米政府が破産の危機に陥ったモーゲージ会社に過去最大の救済支援(2000億ドル)を行う方針を決めたのを受け、国際金融市場の不安が後退しつつあるからだ。


この日、総合株価指数は前週末に比べ、72.27ポイント(5.15%)急騰した1476.65で取引を終えた。指数の上昇幅としては今年最大であり、歴代3度目の記録となる。

ウォンの対ドル相場も回復傾向を続けている。この日、ソウルの外国為替市場でウォンの対ドル相場は、前週末に比べ、36.4ウォン高の1081.4ウォンで取引を終えた。

市場が安定を取り戻すにつれ、金利も下落した。国庫債5年物の金利は0.04%下落した年5.84%で取引を終えた。

米財務省の救済計画を受けて、外国人投資家が韓国内債券に投資した資金を一斉に引き上げ、金融不安が起きるという「9月危機説」も消えつつある。全光宇(チョン・クァンウ)金融委員長は「9月危機説は市場の不安心理が増幅したことによる過敏な反応だ」とし「危機説はすでに終止符を打った」と話している。



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