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デビューから10年が過ぎたSHINHWA(神話)のメンバーはお互い異なる姿に成長した。歌と演技、芸能など、いわば各自が得意とするジャンルができた。シン・ヘソンはメンバーの中でも‘浮気’がほとんどない。シン・ヘソンは「一番うまくできるもの、また気が向くものが歌しかなかった」と言って笑った。
ミニアルバムやデジタルシングルなど制作費の効率が高いアルバムが大勢であるこの頃、シン・ヘソンは3rdアルバムを2枚組でリリースした。2倍の費用と努力を要するが、「発展している自分を見せたかった。1年にアルバムだけ、それで2枚組で出すということで生意気に見られるが、自分では満足している」と頭をかきながら語った。
3rdアルバムはシン・ヘソンにとって変化の舞台だ。切ないバラードを前面に出したSHINHWAのメインボーカルは、今回のアルバムでロック音楽に挑戦した。オルタナティブロック、ブリティッシュロック、スイング、ディスコなど多様なジャンルを試み、恐れもあった。
05年の1st、07年の2ndで比較的安定したファン層を確保して活動してきたシン・ヘソンに、なぜこうした変身が要だったのか。
「アルバム1枚を聴いて一つの映画を見たように感じられるように作りたかった。歌と歌の間隔が1秒か2秒かをめぐってもスタッフとたくさんやりあった(笑)」。
アルバムのタイトル「LIVE And Let Live」は意訳すれば「気にするな、思いのままにやる」という意味にもとれる。
「スタッフも会社の従業員も多い。実際『自分の思いのままに』というタイトルは付けたが、必ずしもそうするわけではない。音楽旅行をして戻ってきたようで気持ちがいい」。
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