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<反韓感情>韓昇洙総理「反韓感情解消運動を支援」

 中国北京を訪問中の韓昇洙(ハン・スンス)国務総理は7日、在中国韓国人会(会長:キム・ヒチョル)が中国内の「反韓感情」を解消するために進めている「ギョムタマダ運動」について「政府も積極的に支援する」と述べた(訳注:ギョムタマダ=謙遜かつ温かい心で迫る運動という意味で、韓国語では「キョムソンハゴ・タトゥダン・マウムウロ・タガカギ」という発音になる)。

第13回パラリンピックの開会式に出席、韓国代表団を激励するために6日、中国入りした韓総理はこの日、北京の韓国記者団と会ってこのように約束した。

韓総理は韓中両国民が情緒的に衝突する問題について尋ねられると「中国内に反韓感情と“嫌韓論”が広がっているが、国民の感情は変わるものであることから十分克服できる」という認識を強調した。


続いて「韓中関係では両国民の関係も重要だが、両国リーダーの関係も非常に重要だ」とした上で「政治指導者だけでなく経済界、文化・芸術界など各分野のリーダーが出て合意と調和を見出だしていけば解決できるだろう」と話した。

反韓感情の原因については「中国で観光する際、韓国人としての品位をきちんと守ったかについて省みる必要がある」とした後「海外で韓国の国民としての誇りを守るよう努めなければならない」と指摘した。

また韓総理は国格(国の品格)を繰り返し強調した。韓総理は「インターネットが発展し、互いの言語を自由に駆使できる若年層が多くなり、ネット上で論争が行われたことにも一部原因があるだろう」と分析した。

20万人を突破した韓国内の朝鮮族(在中韓国人)を含む労働者の間に反韓感情が広がっていることから、対策が必要だという指摘に対しては「韓国内に滞在中の外国人が100万人を超える中、すべての外国人労働者が韓国について良い感情を持てるよう努めるのが重要だ」とし「国民が慎重に行動し、外国人労働者を(韓国人労働者と)等しく待遇すべきだ」と強調した。



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