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脳腫瘍除去の崔洪万がK-1復帰 27日にバダ・ハリ戦

 格闘技K-1選手の崔洪万(チェ・ホンマン、28)が脳下垂体腺腫の除去手術から3カ月後となる今月27日、リングに上がる。

K-1主催社FEGは、27日にソウルオリンピック公園第1体育館で開かれるK-1ワールドGP開幕戦に崔洪万が出場すると、5日、発表した。

崔洪万は4月、軍入隊の2日後に‘訓練非適格’判定を受けて退所し、6月に手術を受けた。 その後、崔洪万の健康をめぐって論議が起きたが、「選手生活に支障はない」というソウル大病院執刀医の所見を公開し、「一日も早くリングに立ちたい」と復帰の意思を明らかにした。


FEGの関係者は「再起に向けて練習してきた崔洪万が最近また診断書を提出した後、K-1公式医療陣が‘試合に支障はない’と判断し、出場を確定した」と説明した。 これを受け、崔洪万は昨年12月のヒョードル戦(1ラウンドTKO負け)以来、9カ月ぶりにリングに立つことになった。

復帰戦の相手はK-1ヘビー級(-100キロ)チャンピオンのバダ・ハリ(24、モナコ)に決まった。

バダ・ハリは197センチ・94キロの体格とスピードを武器に、レイ・セフォーら100キロ超のスーパーヘビー級選手を倒している強豪。 記者会見中に相手と争うなどK-1最高の‘悪童’と呼ばれる。 崔洪万は2カ月間、トレーニングをしてきたが、バダ・ハリ戦は厳しいというのが一般的な評価だ。

FEGはセーム・シュルト-ピーター・アーツ、ジェロム・レ・バンナ-澤屋敷純一など残り対戦カードも発表した。 韓国人のパク・ヨンスとランディ・キムはオープニングファイトで対戦する。



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