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米国、北朝鮮批判を自制…水面下で接触?

 米国は3日(現地時間)、北朝鮮の寧辺(ニョンビョン)核施設復旧の動きに対して慎重な立場を見せた。 北朝鮮に要求してきた核施設検証体系については従来の立場を曲げなかったが、北朝鮮に対する批判は自制した。 むしろ6カ国協議の枠組みを利用して交渉を続けるという意志を表した。

ライス米国務長官がこの日、「その間の6カ国協議進行過程に起伏があった」とし「北朝鮮が義務(核無能力化)を守ると期待しながら進展に向けてパートナーと努力していく」と述べたのが、その代表的な例だ。

国務省のマコーマック報道官がこの日、「現在のところ北朝鮮の寧辺施設内の一部の装備移動は核施設の復旧のようには見えない」と述べたのも、状況を悪化させないという意図だと分析される。


この日、ワシントンでヒル国務次官補と会った韓国政府当局者も「北朝鮮に過剰対応してはならず交渉で解決するというのが韓米の立場」と話した。 この当局者は「北朝鮮の行動はテロ支援国指定解除のための圧力用で、寧辺の装備移動も核施設復旧の開始というよりも‘開始のための準備’と見なすべきだ」と述べた。

マコーマック報道官は「5日に予定されたヒル次官補の北京訪問は中国の要請によるものだ」と明らかにした。 このため中国が事態解決のために対北朝鮮圧迫(仲裁)に乗り出すという見方が出ている。

ヒル次官補と会った韓国政府当局者も「(韓米が)中国を活用し、北朝鮮が核施設の復旧など極端な措置を取らないよう説得しなければならない」と述べた。



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