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外交通商部(外交部)は3日午後「北朝鮮が寧辺の核施設の復旧作業を開始したことを確認した」と明らかにした。しかし数時間後に米国務省のマコーマック報道官は記者会見し「北朝鮮が収納庫にあった一部の機材を移動した」としながらも、復旧作業については「詳細な情報がない」とし答弁を避けた。
質問が相次ぐと結局マコーマック報道官は「寧辺の核施設を再建(reconstruct)、または組み立て直して(reintegrate)いるようには見えない」と述べた。
韓国ははっきりとした立場を表明したのに対し、米国は慎重な態度を維持したのだ。北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議への影響についても、韓米両国の表現のトーンが異なる。
マコーマック報道官は「北朝鮮が前に進んでいない」としたが、外交部当局者は4日、懇談会で「6カ国協議のプロセスに逆行するものだ」と指摘した。米国側は「進展がない」だが、韓国政府は「逆行している」ということだった。韓米間の隔たりと受けとめられそうな状況になると外交部は遮断に出た。
韓国「北、核施設復旧へ」、米国「復旧ではない」…(2)
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