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米国地名委員会(BGN)が東海(トンへ、日本名・日本海、East Sea)を「日本海(Japan, Sea of)」と表記し、韓国政府の公式地名である「East Sea」は別称(Variant)としても登載していないことが4日、確認された。
BGNは東海の普遍地名(BGN Conventional)を「日本海(Japan, Sea of)」と表記している。 別称に「Nippon-Kai」「Yaponskyoe More」「Nihon-Kai」「Japon, Mer du」を載せているだけで、「East Sea」はない。 ただ、東海を意味するとみられる「Tong-hae」が登載されている。 BGNの地名目録で「East Sea」を探すと、イスラエルの死海の別称として出てくる。
BGNはまた、東海の海底地名もすべて日本式の名称で登載している。 韓国地名は一つもない。 慶尚北道(キョンサンブクド)および江原(カンウォン)沖にある東海の鬱陵盆地(Ulleung Basin)は「対馬盆地(Tsushima Basin)」と表記し、別称には「Tusima Basin」とあるだけだ。
また大韓海峡も対馬の西側水道という意味の「Western Channel)」と表記されている。 別称にも韓国語読みの「Taehan-Haehyop」があるだけで、韓国政府が決めた「Korea Strait」はない。
BGNの地名表記は、米連邦政府のほか、米国国籍の地図制作業者、グーグル・ヤフーなど米国国籍の多国籍検索ポータル、マイクロソフトをはじめとするソフトウエア企業などが地名を表記する際に標準と見なしている。 実際、米国連邦政府で刊行された公式地図にも東海はすべて‘日本海’と表記され、この地図は米国の学校で教育用として使用されている。
一方、BGNは韓国・北朝鮮(南北)の市・郡、主な河川や山の地名に日本植民地時代の地名を別称として登載している。
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