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【噴水台】曲突

 人類が火を使って食べ物を調理する方法、すなわち炊事の魅力を知った後、竈と煙突は人間の生活と非常に密接な装置だったはずだ。 竈神が生まれ、煙突にまつわる民譚や故事成語もたくさん出てきた。

過去の中国に伝えられる話だ。 家によく火事になる人がいた。 煙突を真っすぐに建てて、竈のそばに焚き木を積み上げていた家だ。 その前を通り過ぎた人が教えた。 「煙突を曲げて、焚き木を竈から離れたところに置きなさい」という内容だ。

真っ直ぐに建てた煙突は火の勢いを強める。 その激しい炎がそばに積んでいた木に移って火災につながる、という直観的な洞察だ。 主人はしかし話を聞かない。 そして何度も火災を招く。 幸い、隣人の助けで火は消される。 家畜を使って料理をし、助けてくれた隣人らを呼んでもてなす。 火を消そうとして額と髪が焼けた隣人は上席、残りの人たちは論功行賞に基づいて次の席を与える。


その時、誰かが言った。 「最初に煙突を直せと言ってくれた人はなぜ呼ばないのか」という質問。 主人はそれからつくづくと考えた。 最初から彼の言葉を聞いていれば家を燃やすような愚を犯さなかったはずだと…。 煙突を曲げて木を移せという意味の‘曲突徙薪’の故事だ。『漢書』に出てくる。

この故事はよく禍を未然に防ごうという趣旨で解釈されるが、よく見るといろんな教訓が込められている。 はっきりと見える道が見えない者の愚かさ、本質を見落として小さなことにだけ目を向ける人の愚かさなどだ。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)がまさにそうだ。 最近は宗教的な偏向性をそのまま表し、仏教界を騒がせた。

ろうそくデモでもそうで、仏心を刺激した件でもそうだ。 青瓦台は法と規範の強固さを無視した。 不法デモにどうしてよいか分からず困窮するばかりで、きちんと対処できず、公職者としてしてはならない宗教的偏向を繰り広げた。 その後の怒った仏心には適時に謝罪をせず、タイミングも逃した。 さらにろうそくの火を消そうとして髪が燃えた警察庁長をかばおうとし、公職者として宗教的に不適切な行動をしたその過ちには目をつぶった。

煙突を曲げて木を移せば済むことだが、それに気づきもしない。 はっきりと見える道も見落としたり無視したりする政府。 人気が上がればそれは実に異常なことだ。



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