政府の苦悩にも一理がないわけではない。しかしもう少し本質的な次元の南北関係から見ればWFPの要請に応じるのが正しい。まず北の同胞たちがただそこで生まれたという理由だけで苦痛を経験することは、同じ民族として道理がたたない。これよりもっと深刻なのは慢性的食糧難で民族的次元の悲劇的状況が迫って来ているという点だ。南北青年の平均身長が15センチも差があったのが端的な例だ。今後も放っておけば人種そのものが変わるほど体形の差があるともいえる。
本当に惨憺たる状況だ。これを座視すればその責任は平壌指導部にのみならず我々にも帰すだろう。したがって人道的次元での食糧支援だけは中断してはいけない。特にWFPのような国際機関を通じた間接支援は「北朝鮮が直接支援を拒否した場合、このようにする」といった政府の原則にも反することではない。これ以上、延ばすことではない。南北関係改善のための近道は信頼の共有だ。これは両側が互いに一貫した信号を与えたときに可能なものだ。
統一部「人道的に対北朝鮮食糧支援を検討」
本当に惨憺たる状況だ。これを座視すればその責任は平壌指導部にのみならず我々にも帰すだろう。したがって人道的次元での食糧支援だけは中断してはいけない。特にWFPのような国際機関を通じた間接支援は「北朝鮮が直接支援を拒否した場合、このようにする」といった政府の原則にも反することではない。これ以上、延ばすことではない。南北関係改善のための近道は信頼の共有だ。これは両側が互いに一貫した信号を与えたときに可能なものだ。
統一部「人道的に対北朝鮮食糧支援を検討」
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