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日本の与党、総選勝つためタカ派立てる(1)

福田康夫日本首相の電撃辞意宣言で、日本の政局は混乱に包まれている。

1年で2人の首相が突然辞任する空前絶後の事態が起こったからだ。

1年前、安倍晋三前首相が健康上の理由で辞任したのに続き、福田首相も1年たたずに辞任を表明したことから、与党である自民党の執権能力に対して疑問視する声が挙がっている。


「父子首相」「外交専門家」などとして華麗なスタートを切った福田首相の任期は、不運の連続だった。野党が参議院を掌握している与小野大の不安定な政局を率いていかねばならなかった。そして泣き面に蜂で、国民年金と政治資金問題が相次いで浮上、復活した日本経済さえ揺らぎ始めた。

党内では彼の卓越した能力とソフトで慎重な性格が危機の自民党を救うと期待したが、実際は違った。事態を速やかに判断して処理する快刀乱麻の突破力が必要なときに見せた慎重居士(事毎控え目なことで有名な福田首相の別称)は、国民にもどかしさを残した。

参議院で多数を占める野党民主党の非協力性が主要政策を漂流させ、引き延ばした。

就任初め60%に迫った支持率は20%台に落ち、結局戻すことはできなかった。

自民党は党を率いて衆院選を戦う新しいリーダーを探している。しかし今の与小野大国会では誰が新しい首相に就任しても政治は不安定になるほかないというのが衆論だ。今回の事態を日本特有の政治システムと解釈しなければならないというのだ。



日本の与党、総選勝つためタカ派立てる(2)

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