李明博（イ・ミョンバク）大統領が９日夜、テレビを通じて国民と直に討論（番組名『大統領との対話－質問があります』）する。

大統領就任２００日（９月１１日）と９月１４日の秋夕（チュソク、中秋）を迎え、１００分間にわたり全国に生中継される。

李大統領との対話には専門家パネリストと一般パネリストが参加する。政治分野のパネリストには時事評論家ユ・チャンソン氏、経済分野には経済評論家のオム・キルチョン氏、社会分野には京郷（キョンヒャン）新聞記者の兪仁卿（ユ・インギョン）氏が出演する。一般パネリストには世論調査機関が性別、年齢、地域を考慮して無作為に選んだ９０人が参加する。司会進行はチョン・ウンア・アナウンサーが務める。


青瓦台（チョンワデ、大統領府）は李大統領が発言するよりも参加者の発言を傾聴しようという考えだ。経済危機論が出るなど経済状況がよくないだけに、対話の約３分の２を経済分野に割き、民心の意見に耳を傾けようという狙いだ。