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一方、日本野球機構(NPB)はこの日、東京で実行委員会を開き、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)監督選任について激論を繰り広げた。
金メダルとノーメダルで明暗が交錯した韓日野球はWBC監督選任をめぐっても正反対の雰囲気を演出した。 韓国は金卿文(キム・キョンムン)斗山(トゥサン)監督(50)体制を維持しようというのが大半の意見だ。 これに対して日本は星野仙一監督(61)を揺さぶるのに余念がなかった。
星野は代表チーム専任監督。 しかし星野監督のほかにも自薦他薦でプロチーム監督4人がWBC指揮官候補に挙がり、日本野球は四分五裂の様相を見せている。
中日の西川順之助球団社長は「星野氏を選択する理由はない。 前年度の日本シリーズ優勝監督に任せるべきだ」とし、落合博満・中日監督を推薦した。
全面改革を主張する強硬論者は外国人のバレンタイン・ロッテ監督も候補に挙げた。 バレンタイン監督は「任せられれば栄光だ」と意欲を見せた。 一方でバレンタイン監督は「この3年間の最高勝率を記録した監督に代表チームを任せるのも良い方法」と付け加えた。
この基準を適用すれば、阪神の岡田彰布監督が該当する。 先週は楽天の野村克也監督が「私がWBCの采配をとる。 仮に星野監督が引かなければ(12年先輩の)私が首席コーチとして参加したい」と語った。
星野監督は熱血男児らしからず、この屈辱的な雰囲気を静かに見守っている。 イメージが大きく落ちたため、WBCを通じて名誉回復を狙うはずだ。
河日成(ハ・イルソン)KBO事務総長は「金卿文監督にWBCも引き受けてほしい」と述べた。 06年WBC4強の主役である金寅植(キム・インシク)ハンファ監督も「金卿文監督が出るべきだ」と支持した。
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