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「ペイリン副大統領候補は韓国に格別の好感」

 米国共和党の副大統領候補に指名されるサラ・ペイリン・アラスカ州知事(44)は、韓国に対して格別の好感を持つ、知識が豊富な親韓派であることが明らかになった。

キム・ヒチョル駐アラスカ領事事務所(出張所)所長は1日、中央日報との電話インタビューで「ペイリン氏は‘韓国-アラスカ親善の日’を自ら宣布し、韓国人社会行事にも参加するなど韓国に格別の好感を抱いている」とし「私もまだ数カ月にしかならない所長在任期間中、3度もペイリン州知事に会っている」と明らかにした。

キム所長は「韓国は日本に次いでアラスカの2度目の貿易相手国だが、同胞の数は日本(700人余)の10倍にものぼる」とし「アラスカに領事館を置く国も、日本とカナダを除けば韓国だけであり、ペイリン氏の愛着は強い」と話した。


領事事務所が6月20日に開館記念行事を開催すると、ペイリン氏はこの日を‘韓国-アラスカ親善の日’とした。 またペイリン氏は6月28日、アラスカ韓国人会がハングル学校基金を集めるために開催したゴルフ大会に招待され、快く参加した。

キム所長はペイリン氏について「ブルドーザー型の政治家」とし「アラスカの天然ガスを米国本土に供給する8000キロ余のパイプライン建設を目標に向かって突進してきたが、今回、副大統領候補になった」と紹介した。 続いて「ペイリン氏は大型スポンサーやロビイストの力を全く借りず、住民の自発的選挙組織にだけ依存して当選した草の根型政治家」とし「ペイリン氏自身もこの点を最も大きな資産と感じて自負心を抱いている」と話した。

キム所長は「ペイリン氏は米国の貿易と外交で韓国の重要性を肌で感じている数少ない政治家であるだけに、11月4日の大統領選で勝利して副大統領になれば、韓米関係の大きい力になるだろう」と予想した。



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