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LG化学、エラストマーの量産化に成功

「ゴムのようでもプラスチックのようでもある…」--。

LG化学がゴムとプラスチックの性質を持つエラストマー(Elastomer、合成ゴム・天然ゴムなど)を韓国で初めて開発および量産したと1日、明らかにした。エラストマーは自動車の緩衝装置の衝撃補強材として使われている。靴底や建物の遮音材などに使用されている合成ゴムに代わる合成樹脂だ。弾力が大きく付加価値も高い。今まで全量輸入に頼ってきたが、国内技術で国産化した。

この製品を量産するには触媒と工程技術が必要だ。製品を生産するのに欠かせないメタロセン系触媒の製造技術をこの会社が確保したことが大きな動力となった。この触媒技術は世界でダウ、エクソンモービル、三井、LG化学の4社しか保有していないという。LG化学はこの触媒技術を土台とし、忠清南道大山(チュンチョンナムド・テサン)工場内の直鎖状低密度ポリエチレン(LLPDE)の工程を改造して独自のエラストマー製造工程を完成した。


今年のエラストマーの世界市場規模は1兆ウォン(約9647億円)以上と推定されている。



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