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現代起亜(ヒョンデ・キア)車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長は29日、済州道(チェジュド)ヘビーチリゾートで記者会見し、「競争力のある規模を確保するため、2010年までに600万台の量産を目指す」と述べた。現代車が昨年生産した車は計399万台だ。
鄭会長が最近の光復節(8月15日。日本による植民支配からの解放記念日)特別赦免以降、マスコミの前に姿を現したのは初めて。
鄭会長は同日、新入社員向けの夏季修練会で特別講演をするために済州道を訪ねた。新入社員532人の前で「理論と数字だけよく知っているからと言ってうまくいくわけではない。知識社会で付加価値を高めるためには組織のチームワーク、つまり人が一番重要だ」と呼びかけた。
環境に優しい車の開発の重要性も強調した。「原油価格がこれほど速いペースで上昇するとは予測できなかった。環境に配慮した成長に我々が積極的に加わるべきだ」と述べた。「政府が追加の原発建設を決めたのは環境を考えれば非常によい決定だ」という所感も語った。
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