ＬＰＧＡ（全米女子プロゴルフ協会）ツアーの英語義務化政策が激しい世論を受けている。

米国のほとんどのマスメディアが否定的な立場を見せたのに続き、崔京周（チェ・ギョンジュ、ナイキゴルフ）をはじめ、ＰＧＡツアーの選手たちも批判に加勢している。

崔京周は２９日、ＡＰとのインタビューで「英語がうまければ、もちろん選手生活を送るうえで役に立つ。しかし英語ができなければ、大会への出場を禁止するという措置は理解できない」と話した。


崔京周は「自分も新人当時、ＰＧＡツアーに参加したときには英語がうまくなくて大変だった。もしそのときに、英語の使用義務化政策が出されていたら、自分は韓国に帰らなければならなかっただろう」と述べた。昨年の全米オープンチャンピオン・アンヘル・カブレラ（アルゼンチン）も「ゴルフをするのに英語がうまくなければならない必要はない」と話している。

米国カリフォルニア州のメリー・ジョン・ハヤシ下院議員は「ＬＰＧＡの英語使用義務化方針が憲法と法律上、差別禁止に背く」とし「ＬＰＧＡの方針を白紙化する案を検討している」と明らかにした。