賄賂受けとった元KBSチーフプロデューサーが逮捕
「ピ+god=1000万ウォン」「イ・ヒョリ+オク・ジュヒョン=3500万ウォン」「イ・スヨン+リズ+チョ・ユンヒ=3000万ウォン」--。
29日、背任収賄の疑いで逮捕起訴されたイ・ヨンウ元KBSチーフプロデューサー(CP)が有名芸能人たちを自分の番組に出演させた後、これらが所属する芸能企画会社に要求して受けとった金額だ。
これがやりとりされたのは2004~2005年。企画会社別にその金額に差はあるが、芸能人の人気に比例するものではなかったという。ある捜査関係者は「イ容疑者がその時その時必要な金額を要求したため企画会社によって金額が違い、特別な基準があったわけではなかった」と話した。
公訴状によるとイ容疑者は、2004年10月にJYPエンターテイメント所属歌手ピ(Rain)がサードアルバムをリリースすると、自分が演出する「ユン・ドヒョンのラブレター」に出演させた。そしてその翌月、イ容疑者はJYP代表のホン某氏に「賭博資金が足りない」と金銭を要求、1000万ウォン(約99万円)を受け取っていた。
イ氏はその年末、6枚目アルバムをリリースした同企画会社所属グループ「god」を番組に出演させた。当時、人気絶頂のピとgodをパッケージにして1000万ウォンを受け取ったことになる。
イ容疑者はDSPエンターテイメント代表のイ容疑者にも2004年12月「金を貸してくれ」と要求、2度にわたり1500万ウォンと2000万ウォンを受け取った。それは所属歌手イ・ヒョリとオク・ジュヒョンを自分が演出した「ビタミン」と「ユン・ドヒョンのラブレター」に出演させた後だった。
またファントムエンターテイメント所属である歌手イ・スヨンとリズをそれぞれ2004年11月と2005年2月「ユン・ドヒョンのラブレター」に出演させた。同会社所属の女優チョ・ユンヒがKBS芸能番組の司会者になるよう計らった。そしてこのファントムのイ・ドヒョン代表からも2005年5月と6月の2度にわたり3000万ウォンを受け取った。
ジュエリーが所属するスター帝国のシン某代表も2004年6月、イ容疑者に1550万ウォンを渡した。イ容疑者は同年3月と6月、スター帝国所属の新人グループVOSを自分の「日曜日は101%」に出演させた。2004年9月にはエースメディア所属であるコメディアンのチ・ソクチンを自分の演出する「日曜日は101%」「女傑ファイブ」にレギュラー出演させ、1億1000万ウォンを借りた。
こうした手法でイ容疑者が受け取った金額はおよそ2億2000万ウォン。このうちエースメディアのホン某代表に借りた1億1000万ウォンのみ1年後、利子をつけずに返したという。
検察関係者は「特に出演者が有名芸能人の場合には持続的管理という意味でお金を渡していたものとみられる」と説明した。
イ容疑者と同じ疑いで28日、逮捕されたMBCコ・ジェヒョン・チーフプロデューサーも芸能人出演の対価として金銭を受け取っていた。2005年8月、当時新人グループ「W」のアルバムのPRを依頼され、所属事務所から1500万ウォンを受け取るなど6000万ウォンを受け取ったものと検察は把握している。
コチーフプロデューサーは、芸能企画会社の関係者たちと常習賭博もしていた。2004年6月から昨年6月までソウルPホテルサウナ特室やS、Aクラブなど、高級サロンで毎週1、2回、常習賭博をしていた疑いがもたれている。掛け金は1人当たり数百万ウォンから2000万ウォンに達した。また昨年9月から今年の初めまで、芸能企画会社の関係者たちと6回、マカオで賭博をして来た。コ容疑者は現職にいた昨年12月、ほとんど毎週マカオに2~3日ずつ滞在し「バカラ」賭博をしていたことがわかった。
「ピ+god=1000万ウォン」「イ・ヒョリ+オク・ジュヒョン=3500万ウォン」「イ・スヨン+リズ+チョ・ユンヒ=3000万ウォン」--。
29日、背任収賄の疑いで逮捕起訴されたイ・ヨンウ元KBSチーフプロデューサー(CP)が有名芸能人たちを自分の番組に出演させた後、これらが所属する芸能企画会社に要求して受けとった金額だ。
これがやりとりされたのは2004~2005年。企画会社別にその金額に差はあるが、芸能人の人気に比例するものではなかったという。ある捜査関係者は「イ容疑者がその時その時必要な金額を要求したため企画会社によって金額が違い、特別な基準があったわけではなかった」と話した。
公訴状によるとイ容疑者は、2004年10月にJYPエンターテイメント所属歌手ピ(Rain)がサードアルバムをリリースすると、自分が演出する「ユン・ドヒョンのラブレター」に出演させた。そしてその翌月、イ容疑者はJYP代表のホン某氏に「賭博資金が足りない」と金銭を要求、1000万ウォン(約99万円)を受け取っていた。
イ氏はその年末、6枚目アルバムをリリースした同企画会社所属グループ「god」を番組に出演させた。当時、人気絶頂のピとgodをパッケージにして1000万ウォンを受け取ったことになる。
イ容疑者はDSPエンターテイメント代表のイ容疑者にも2004年12月「金を貸してくれ」と要求、2度にわたり1500万ウォンと2000万ウォンを受け取った。それは所属歌手イ・ヒョリとオク・ジュヒョンを自分が演出した「ビタミン」と「ユン・ドヒョンのラブレター」に出演させた後だった。
またファントムエンターテイメント所属である歌手イ・スヨンとリズをそれぞれ2004年11月と2005年2月「ユン・ドヒョンのラブレター」に出演させた。同会社所属の女優チョ・ユンヒがKBS芸能番組の司会者になるよう計らった。そしてこのファントムのイ・ドヒョン代表からも2005年5月と6月の2度にわたり3000万ウォンを受け取った。
ジュエリーが所属するスター帝国のシン某代表も2004年6月、イ容疑者に1550万ウォンを渡した。イ容疑者は同年3月と6月、スター帝国所属の新人グループVOSを自分の「日曜日は101%」に出演させた。2004年9月にはエースメディア所属であるコメディアンのチ・ソクチンを自分の演出する「日曜日は101%」「女傑ファイブ」にレギュラー出演させ、1億1000万ウォンを借りた。
こうした手法でイ容疑者が受け取った金額はおよそ2億2000万ウォン。このうちエースメディアのホン某代表に借りた1億1000万ウォンのみ1年後、利子をつけずに返したという。
検察関係者は「特に出演者が有名芸能人の場合には持続的管理という意味でお金を渡していたものとみられる」と説明した。
イ容疑者と同じ疑いで28日、逮捕されたMBCコ・ジェヒョン・チーフプロデューサーも芸能人出演の対価として金銭を受け取っていた。2005年8月、当時新人グループ「W」のアルバムのPRを依頼され、所属事務所から1500万ウォンを受け取るなど6000万ウォンを受け取ったものと検察は把握している。
コチーフプロデューサーは、芸能企画会社の関係者たちと常習賭博もしていた。2004年6月から昨年6月までソウルPホテルサウナ特室やS、Aクラブなど、高級サロンで毎週1、2回、常習賭博をしていた疑いがもたれている。掛け金は1人当たり数百万ウォンから2000万ウォンに達した。また昨年9月から今年の初めまで、芸能企画会社の関係者たちと6回、マカオで賭博をして来た。コ容疑者は現職にいた昨年12月、ほとんど毎週マカオに2~3日ずつ滞在し「バカラ」賭博をしていたことがわかった。
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