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ろうそくデモの暴力の主犯は‘韓国版カスール’

 警察が、米国産牛肉輸入反対デモで警察に向けて塩酸入りの瓶を投げた7人を追加で検挙した。 7人は暴力デモのために組織まで結成していたことが分かった。

ソウル南大門(ナムデムン)警察署は28日、ろうそくデモで塩酸が入ったドリンク瓶を警察に投げた疑い(特殊公務執行妨害など)で、K(41、無職、前科3犯)ら3人を逮捕した、と明らかにした。

警察はこうした反社会的勢力の組織化・暴力化を憂慮している。 キム・キヨン南大門署長は「暴力で社会への憎悪心を表出している。 ろうそくデモが収まっても、他の問題に移って活動している」と語った。


◇ほとんどが無職・ホームレス=最近、暴力容疑で検挙されたデモ隊には無職者・日雇い労働者・ホームレスが多い。 警察は、容疑者らが国家・社会に対して抱いている不満をデモで表出したと見ている。 南大門署のイ・ウンシル・チーム長は「ほとんどが『社会と富裕層に対する怒りからデモに酸化した』と供述している」と伝えた。

フランスでは暴力を行使する社会不満勢力を‘カスール’(Casseur・破壊者)と呼ぶ。 労組・学生のデモに現れ、警察と衝突して建物や車の窓ガラスを破損する。

韓南(ハンナム)大のイ・チャンム教授(警察行政)は「韓国も健全なデモ隊と暴力的なカスールを区別し、厳正に対処しなければならない」と述べた。



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