今年4月9日、ヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)と金桂寛(キム・ゲグァン)北朝鮮外務次官がシンガポールで会談した後▽6月27日プルトニウム申告書の提出▽6月28日冷却塔の爆破--などで改善の兆しを見せつつあった北朝鮮の核問題に「暗礁の突出」を知らせる赤信号がともったのだ。
北朝鮮が不満を表した理由は複合的だ。ブッシュ大統領とライス国務長官が「45日間にわたって申告書を検証した後、北朝鮮へのテロ支援国家指定を解除する」としたにもかかわらず、米国が解除措置を取らなかったことが最も大きな理由であろう。
北朝鮮が不満を表した理由は複合的だ。ブッシュ大統領とライス国務長官が「45日間にわたって申告書を検証した後、北朝鮮へのテロ支援国家指定を解除する」としたにもかかわらず、米国が解除措置を取らなかったことが最も大きな理由であろう。
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