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農協によると、600キログラムの国内産牛(牡牛)は昨年12月には平均476万2000ウォン(約47万9900円)で取り引きされていたが、先月には345万7000ウォン(約34万8386円)と27%値下がりした。雌牛の価格も17%値下がりした。
しかし韓牛カルビの小売価格は同期間にむしろ約2%上がり、ロースは6%値下がりした。
農業研究所のGSnJは27日に出した報告書「米国産牛肉輸入再開、韓牛産業への打撃は大きいか小さいか」で、7月の韓牛小売価格が昨年末より5.5%低下したという調査結果を出した。産地の牛の価格が20~25%下がれば、小売価格は通常13~16%低下すると分析している。これとともに「流通業者に多くの利益がもたらされるだろう」と指摘した。しかし流通業関係者はこれに対し「原油高で輸送費などの流通費用が多くかかり、マージンはそれほど増えていない」と話している。
GSnJは韓牛の産地価格が暴落したのは、捨て値で韓牛を処分したことにあるとしている。今年上半期に米国産牛肉輸入再開を控え、韓牛の価格が大きく下回るものと予想して農家が先を争って韓牛を売り払ったということだ。このために今年上半期の韓牛の供給は昨年に比べ、10%増加している。
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