日本が2015年までに、独自のミサイル防衛(MD)システムづくりを目指す。
軍事目的の衛星開発を認めた宇宙基本法が27日から施行されたことによるものだ。
MDシステムは、日本に対するミサイル発射などを防ぐ軍事技術だ。日本はこれまで衛星開発を「非軍事」に限定してきたために、ミサイル発射などの常時監視を米国の軍事衛星に依存してきた。
しかし宇宙基本法が施行されたことを受け、日本政府は防衛省の技術研究本部内に「宇宙技術計画室(仮称)」を新設し、防衛技術の開発を本格化する方針を固めたと読売新聞が28日、報じた。
来年から開発に乗り出し、2015年までに早期警戒衛星や偵察衛星、通信衛星などを打ち上げる予定だ。これらの衛星が稼働すれば日本は自主的な能力で弾道ミサイルを常時監視できるようになり、北朝鮮はもちろん中国、ロシアも牽制する強力なMDシステムを構築することになる。
日本「独自のMD」への野望(2)
軍事目的の衛星開発を認めた宇宙基本法が27日から施行されたことによるものだ。
MDシステムは、日本に対するミサイル発射などを防ぐ軍事技術だ。日本はこれまで衛星開発を「非軍事」に限定してきたために、ミサイル発射などの常時監視を米国の軍事衛星に依存してきた。
しかし宇宙基本法が施行されたことを受け、日本政府は防衛省の技術研究本部内に「宇宙技術計画室(仮称)」を新設し、防衛技術の開発を本格化する方針を固めたと読売新聞が28日、報じた。
来年から開発に乗り出し、2015年までに早期警戒衛星や偵察衛星、通信衛星などを打ち上げる予定だ。これらの衛星が稼働すれば日本は自主的な能力で弾道ミサイルを常時監視できるようになり、北朝鮮はもちろん中国、ロシアも牽制する強力なMDシステムを構築することになる。
日本「独自のMD」への野望(2)
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