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韓国ギャラップが23日、全国成人男女1500人を対象に実施した世論調査では「李大統領は国政をうまく遂行している」という回答は24.1%となり、6月28日の調査(20.7%)に比べて3.4ポイント高まった。 特に、「今後うまく遂行する」という回答者も61.9%にのぼり、就任100日目だった5月31日の調査(51%)より10ポイント以上増えた。
もちろん新政府発足当時と比較すれば、まだ半分水準だ。 歴代大統領の就任6カ月目と比較しても最低水準にとどまっている。 相対的に低かった盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の支持率でも42%(03年)だった。しかし与党は、一時10%台にまで下がった支持率が反騰したことにひとまず安堵する雰囲気だ。
李大統領の支持率はなぜ上昇したのか。 多くの専門家は‘五輪効果’を挙げている。 リアルメーターのイ・テクス代表は「02年ワールドカップ(W杯)の受恵を鄭夢準(チョン・モンジュン)議員が受けたように、北京五輪の恩恵を与党と大統領が受けている」と分析した。 五輪での朗報で他の問題が水面下に沈み、その間の国政乱脈像に対する国民の不満が五輪を通じて大きく解消されたため、という説明だった。
しかしハンナラ党の世論調査専門家は「ろうそくデモが変質しながら支持層の結集が表れた側面も大きい」と話した。
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