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9人の選手、9試合、9勝。北京オリンピック(五輪)金メダルは韓国野球100年史に長く残る金字塔だ。20世紀初めに米国人宣教師によって普及された韓国野球が、ついに世界最強国に並ぶ一大転換点になった。
韓国野球が主要国際大会で優勝したのは1982年の第27回世界野球選手権大会が最後だった。当時、日本戦でハン・デファがレフトオーバーの3ランを放ち、5-2で逆転優勝した。
その後、韓国野球はアジア選手権・アジア競技大会で何度か優勝したが、世界舞台では野球最強国の米国・キューバ・日本とは差がある‘2位グループ’と見なされてきた。五輪で正式種目に採択された92年バルセロナ大会ではアジア予選で脱落し、96年アトランタ大会では本戦最下位の8位に終わった。
しかし00年シドニー五輪で銅メダルを獲得し、韓国野球に対する野球強国の視線が変わった。
また06年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でメジャーリーガーが総出動した米国と日本を連破、6連勝で4強に進出し、韓国の実力を世界に見せつけた。そして08北京五輪で韓国は文句のつけようのない完ぺきな実力で世界の頂上を極めた。
韓国が金メダルを獲得した後、ある海外の記者は「来年のWBCで韓国チームの試合が期待される」と述べ、韓国野球に魅了された感情を表した。
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