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‘外貨保有10大国’のうち今年に入って韓国の外貨準備高だけが減っている。 韓国の外貨準備高は7月末までに146億ドル減少した。 他の国の外貨準備高はむしろ増えている。
世界最大の外貨保有国の中国は6カ月間に2806億ドル増えた。 これは韓国の外貨準備高(2475億ドル)よりも多い金額。 日本も上半期中に281億ドル増え、1兆ドル時代に入った。
外貨準備高の減少は、今年に入って主要通貨が米ドルに対して値上がりしたのに対し、韓国ウォンだけが値下がりしたことによる影響が大きい。 ウォン安で物価が高騰すると、政府は積極的に市場介入し、7月の1カ月間で外貨保有高は104億ドルも減った。
三星(サムスン)経済研究所のクォン・スンウ・マクロ経済室長は「外国人が相対的に流動性を確保しやすい国内株式市場から資金を抜いたうえ、原油高騰に脆弱な産業構造がウォン安につながった」と説明した。
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