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本日の「ナウソウル」は、ソウルから北西方面に約78km離れた場所に位置する北朝鮮の都市・開城(ケソン)からお届け。今年7月に金剛山(クムガンサン)で起きた韓国人観光客の射殺事件が記憶に新しいところですが、そのような影響はあまり感じられず、開城は連日大勢の観光客で賑わいを見せています。
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開城は個人での観光が認められていないため、国籍に関係なく全員がツアーに参加します。ツアーは北側のガイドさんの案内により進行されます。普段あまり聞き慣れない北朝鮮訛りのガイドさんの言葉に、南側からの参加者たちも興味深い様子で耳を傾けます。
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開城の絶景スポットと言えば、こちらの朴淵瀑布(パギョンポッポ)。絶壁から流れ落ちてくる瀑布は迫力満点!金剛山の九龍瀑布(クリョンポッポ)、雪岳山(ソラッサン)の大乗瀑布(テスンポッポ)と合わせて朝鮮半島の三大瀑布と呼ばれています。
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ツアー中には開城市内の様子を見ることもできます。しかし大通りにも関わらず人や車の姿はあまりなく、街の活気というものは感じられません。
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お待ちかねのお昼ご飯は開城の郷土料理をいただきます。13種類ものおかずが楽しめる豪華な定食。開城地区特有の香辛料を使った料理は、南ではなかなか食べられない味わいです。
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旅の記念にお菓子はいかが?珍しい北朝鮮のお菓子は家族やお友達へのお土産にしても喜ばれるはず。高麗時代の都の魅力を堪能できる開城ツアー。現在のところ、韓国から北朝鮮へ行ける唯一のツアーとなっています。
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