高麗（コリョ）大と三星（サムスン）電子は２０日、李基秀（イ・キス）総長と崔志成（チェ・ジソン）情報通信総括社長が出席した中、高麗大大学院課程にモバイルソリューション学科を新設する協定を結んだ。

来年１学期に開設されるこの学科は毎年、博士課程８人、修士課程２０人を選抜する予定だ。主に博士級の三星電子首席研究員が社内指導教授として教える。 入学生全員に２－５年の全期間奨学金と生活補助金を支給する。 少なくとも２件以上のＳＣＩ（Ｓｃｉｅｎｃｅ　Ｃｉｔａｔｉｏｎ　Ｉｎｄｅｘ）論文を出し、１件以上の海外学術発表をしなければ、学位は授与されない。課程を終えれば三星電子に入社し、携帯電話関連研究を行う。

崔志成社長は「三星の携帯電話は世界トップレベルに達しているため、模倣中心では成長できない。 産学協力で育成した人材の創造性が必要だ」と述べた。


三星電子は０６年に成均館（ソンギュングァン）大大学院に携帯電話学科を開設したのに続き、延世（ヨンセ）大大学院にも携帯電話専攻分野を新設した。 両大学で毎年、博士２０人・修士６０人を養成している。

ハイニックス半導体も漢陽（ハンヤン）大と産学協力協約を結び、大学院でナノ半導体工学科（修士１５人・博士５人）を運営する。