過怠料を支払わなければ「信用不良者」になる。

浦項市（ポハンシ）は２０日、「来月から、多額の過怠料を長期間にわたり支払っていない滞納者を信用不良者として登録し、不利益を与える方針を決めた」と伝えた。

これは「秩序違反行為規制法」が施行されたことで、各種の過怠料を滞納している場合でも税金に準じる滞納処分が可能になったからだ。


市は、滞納者が「信用不良情報提供予告通知書」を受けた後にも過怠料を納めない場合、銀行連合会に「信用不良者」に登録し、管理することにしている。すでに銀行連合会とは「滞納情報提供・収集約定書」を交換している。

信用不良者になった場合、融資など正常な金融取引が難しくなる。浦項市で滞納中の各種過怠料は総額２０１億ウォン（約２０億円）。うち自動車責任保険の未加入、自動車検査の遅延による過怠料が１８０億ウォンと、全体の８９．５％を占めている。

浦項市財政管理課のパク・ワンギさんは「法に基づき過怠料滞納者に対して厳しい滞納処分を取るものだ」とし「過怠料を自主的に納め、金融取引上の不利益を受けないようにしてほしい」と話した。