奉俊昊（ポン・ジュノ）監督が映画「ミスにんじん」（イ・キョンミ監督）に友情出演した。

朴賛郁（パク・チャンウク）監督が制作する「ミスにんじん」に力を添えるための一種の‘義理’出演だった。 奉俊昊監督は普段から朴賛郁監督やキム・ジウン監督と親しく付き合っている。


「ミスにんじん」の制作陣は２０日、「奉俊昊監督が『ミスにんじん』のシナリオを見て出演を自ら要望した」とし「主人公のヤン・ミスク（コン・ヒョジン）が通う英会話教室で一緒に授業を受ける会社員役となり、ずうずうしくとぼけた演技に挑戦した」と説明した。

奉俊昊監督は、ミジャンセン短編映画祭をはじめ２００４年短編映画祭で活躍したイ・キョンミ監督に対し、「最近では珍しいキャラクターコメディーだ。 ４０歳ほどの腹が出た男性教師役でも、セリフのない端役でもいいので、出演させてほしい」と頼んだ。

これに対しイ・キョンミ監督は奉俊昊監督のためにセリフまで作ったが、熱心に演技の練習をする奉監督を見て感動を受けたという。

「ミスにんじん」は、すぐに赤面する教師ヤン・ミスクが片思いの先輩教師（イ・ジョンヒョク）の恋愛を妨害するために繰り広げるコミックロマンスで、１０月１６日に公開される。