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2月に米ロサンゼルスで開かれた国際自転車連盟トラックワールドカップ(W杯)で2位となり、‘ダークホース’にも挙がっていたが、世界の壁は高かった。
李選手は「室内競技場だったうえ、最新式の木で造られていたので慣れなかった。 トラックW杯で一緒に走った選手だったが、6カ月ぶりに会ってみると違う選手のようだった」と語った。
自転車は世界大会で種目別に徹底的に専門化されている。 しかし李選手は女子自転車選手が80人程度しかいない国内の現実の中で、道路とトラックの区別に関係なく走った。 ポイント種目の出場は今回が6回目で、メダルは欲望にすぎなかった。 慶尚北道栄州(キョンサンブクド・ヨンジュ)にある競輪訓練場に住み込み、周囲の目を気にしながら練習をさせてもらった。
競技が終わった後、韓国チームはみずぼらしく見えた。5-6人のスタッフが装備をまとめるヨーロッパ各国の代表チームの間で、キム・スクホ自転車トラック代表チーム監督は一人で自転車と補助装備を運んでいた。 監督1人、選手1人で構成された代表チームはこうして五輪を終えた。
それでも前向きな李選手は「今日は惨めだったが、ロンドン五輪では必ず韓国自転車史上初めてのメダルを獲得したい」と目標を語った。
<北京五輪>「最下位選手にも拍手を」(1)
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