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<北京五輪>バドミントン混合金の“李龍大シンドローム”

 バドミントンの“イケメン”金メダリスト李龍大(イ・ヨンデ、20、三星電気)が“ウィンク”で爆発的人気だ。

李龍大は17日、混合ダブルス決勝で金メダルを獲得後、テレビカメラに向かってウィンクし、“キラースマイル”“国民の弟”などと呼ばれている。

李龍大は18日、北京プライムホテルのコリアハウスで開かれた記者会見で前日、金メダルを取った後にしたウィンクにまつわる話をした。李龍大は「優勝したら、最高に気分がよくて母にウィンクしました」と話した。


李龍大は「金メダルを取り、韓国で人気が爆発している」という話を聞き「まだ韓国での人気は実感が湧きません。実はインドネシアでの人気の方がもっと高いんです」とし、記者会見場の記者を笑わせた。同席していた混合ダブルスパートナーの李孝貞(イ・ヒョジョン)は「5月にインドネシアで開催された世界団体選手権に出場したとき、インドネシアの人たちが韓国語で“龍大、龍大、サイン!”と叫びながら、ついて来るのを見ました」と李龍大の人気ぶりを説明した。

もうすぐ20歳。韓国バドミントン界最年少の五輪金メダリストであるうえに、そのマスクで人気を集める李龍大は、やや面食らった様子だ。しかし、しっかりした目標意識を持っている。李龍大は「五輪に続いて世界選手権大会とアジア競技大会でグランドスラムを達成するのが第1の目標です。2012年のロンドン五輪はもちろんのこと、2016年の五輪まで五輪には3回出場してみたいです」と、きっぱり話した。“バドミントンの皇帝”だった朴柱奉(パク・ジュボン、現日本代表チーム監督)の後継者として、遜色のない目標だ。

李龍大は「朴柱奉先輩はストロークやドライブなどがうまく、パワーも自分よりも上だった。自分はコントロールのいいスタイルだと考えている。これから力をつければ、技が改善されていくと思う」と話している。



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