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‘女性ヘラクレス’と呼ばれる張美蘭(チャン・ミラン、25、高陽市庁)、‘人類最速’のウサイン・ボルト(22、ジャマイカ)、‘水泳の皇帝’マイケル・フェルプス(23、米国)。
2008北京オリンピック(五輪)を待っていた英雄たちが‘地球の祭典’を華麗に彩った。最も重いバーベルを持ち上げ、最も速く走り、最も多くの金メダルを首にかけた。北京五輪は英雄の活躍で盛り上がった。
韓国が生んだ張美蘭は期待を裏切らなかった。張は世界新記録を塗り替え、韓国に7個目の金メダルをもたらした。
張美蘭は16日、北京航空航天大学体育館で行われた女子重量挙げ75キロ超級に出場し、スナッチ140キロ、ジャーク186キロの計326キロをマークして金メダルを獲得した。過去の世界記録(スナッチ139キロ・中国の穆爽爽、ジャーク182キロ・中国の唐功紅、計319キロ:穆爽爽)のすべてがこの日、張美蘭によって破られた。競技場をぎっしり埋めた観衆は歓声とスタンディングオベーションで‘重量挙げ女帝’の誕生を祝った。
16日夜には陸上男子100メートルで新しい歴史が作られた。五輪のメーン競技場の国家体育場(愛称・鳥の巣)で行われた100メートル決勝で、ボルトは9秒69の世界新で優勝した。
フェルプスは五輪史上最多となる1大会8個の金メダルを獲得した。すでに水泳で7個の金メダルを獲得していたフェルプスは17日、男子400メートルメドレーリレーに出場し、米国が3分29秒34の世界新(北京五輪以前は3分30秒68)で優勝した。
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