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同い年の俳優ソ・ジソブとカン・ジファンが映画で意気投合した。
『映画は映画だ』(チャン・フン監督、金基徳フィルムとスポンジE&T制作)の主演の2人はギャラ全額を映画に投資したという。後ほど映画の興行成績に基づいてギャラを受けるということだ。
ソ・ジソブは公営KBSテレビ(韓国放送公社)のドラマ『ごめん、愛してる』以来4年ぶり、軍除隊からは事実上初めての復帰作となるが、快く‘冒険’を選択した。「演技がしたくてたまらなかったから」と、目の前のギャラよりも作品を通じて得られる成長を選んだという。
カン・ジファンも映画出演は2回目となるが、常にスクリーンでの演技を目指してきた。しかも劇中でカン・ジファンが演じる、チンピラよりも卑劣なトップスター「スタ」は、男優ならば拒否しがたい魅力的な役柄だった。そして2人とも沈滞局面にある映画市場の厳しさに共感した。
『映画は映画だ』は、俳優のギャラを含めて純制作費約15億ウォン(約1億5000万円)の作品。低予算映画の制作ノウハウを持つ金基徳(キム・キドク)フィルムと「小さいが強い」映画を目指してきたスポンジE&Tが、新しい映画制作モデルを目指して作る映画だ。
スポンジE&Tのチョ・ソンギュ代表は「新しい制作モデルを主演俳優らが快く受け入れてくれた。2人は同じ年齢であるうえ、呼吸もぴったりで、少ない費用と短い期間でも良い成果を出せそうだ」と話した。
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