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李大統領「任期中の不正は断固処理」

 李明博(イ・ミョンバック)大統領は12日、与党側の人物が不正事件にかかわったとされる一連の疑惑について「今後、不正事件に対しては地位の上下や所属を問わず、監査機関が徹底的に捜査を行うべきだ」と述べた。

李大統領はこの日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で行われた朴ヒ太(パク・ヒテ)ハンナラ党代表との昼食を兼ねた定例会見で「最近メディアが報じている一連の事件は、かつてのようにメディアや野党が問題を提起した後、与党側が守備に回るという形ではなく、青瓦台と政府が先に不正の手がかりをつかみ、捜査機関に徹底した取り調べを要請したケース」とし、こうした立場を示したと、車明進(チャ・ミョンジン)ハンナラ党スポークスマンが伝えた。

李大統領はこれに先立ち午前の閣議でも、8月15日の光復節(日本の植民支配からの解放記念日)を控えて断行された特別赦免に関連し「法秩序を厳正に守っていくという新政権の意志は確固たるもの」とした上で「今回の赦免は現政権発足以前に法を違反した事例を対象にしたものだが、現政権の任期中の不正・違法行為に対しては断固として処理していく」と強調したと、李東官(イ・トングァン)青瓦台スポークスマンが伝えた。


ハンナラ党はこの日、国防部への納品依頼疑惑事件で逮捕された柳漢烈(ユ・ハンヨル)常任顧問を除名処分にした。



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