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「韓国とはかなり苦しい試合を強いられそうだ」--。米国野球代表チームのデーブ・ジョンソン監督が北京五輪の初戦(13日午後7時)の相手である韓国に対し、警戒心を露わにした。
ジョンソン監督は7日、五輪メーンプレスセンターで記者会見を行い「米国のライバルはキューバ、日本、韓国、カナダなどだ」と話した。続いて、韓国チームについて「良いチームだと考えている。かなりな苦戦を強いられそうだ」予想した。ジョンソン監督は「韓国は投手と打者にパワーがある、水準の高いチーム」だと付け加えた。
米国チームの戦力について、ジョンソン監督は「スピードとパワーなど、投打のバランスがうまく取れている。先発投手はすでに決まったが、韓国と日本など、各国の取材陣にこれを公開することはできない」と話した。1975~76年に日本プロ野球、読売巨人軍で活躍し、2006年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米国チームのベンチコーチを務め、アジアの野球事情に詳しいジョンソン監督は、短期戦で正攻法と変則を同時に駆使する東洋野球に対抗するために、やはり同様にシークレット戦略に出たものと見られている。
米国チームのボブ・ワトソン団長は「WBCで日本が優勝し、韓国はベスト4入りするなど、素晴らしい実力を見せた。準優勝国のキューバも同じ」と述べ「優勝のためにベストを尽くすが、ライバルたちの実力も手強い」と評価した。2000年のシドニー五輪以来、8年ぶりに金メダルを狙う米国は、出場選手24人のうち、トリプルA出身が12人で、残りの11人はダブルAとシングルA、残りの1人は大学選手だ。
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