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物価安定に向けて利上げへ/韓銀

中央銀行の韓国銀行(韓銀)は7日の金融通貨委員会(金通委)で、基準金利の0.25%引き上げを決めた。

1年ぶりの利上げで年5.25%となった基準金利は01年2月以来の高水準だ。

これを受け、都市銀行の預金・融資金利も一斉に引き上げられるものとみられる。金通委が利上げを行ったのは、原油高による急激な物価上昇の傾向が今後も相当期間続くと懸念されているからだ。


李成太(イ・ソンテ)韓銀総裁は金通委の直後に「物価上昇を最少化し、インフレ期待の拡散に歯止めをかけるために利上げを行った」と説明した。李総裁はまた「下半期の物価上昇率が当初予想した5.2%を超えるかもしれない」とし「公共料金の値上げなどで8、9月に物価が大幅に上昇する可能性があるだけに、これを視野に入れて通貨政策を運営する考えだ」と述べた。

基準金利の引き上げによって、各都市銀行はこの日一斉に預金金利の引き上げ計画を発表した。国民(ククミン)銀行は11日に定期預金の金利を0.1%引き上げるのをはじめ、各種の預金・貯金の金利を最大0.4%まで引き上げると明らかにした。ウリ銀行は12日、預金金利を0.2~0.3%引き上げる予定だ。企業(キオプ)銀行も0.1~0.5%の利上げを検討している。





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