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柔道界の派閥問題で微妙な対立を経験した秋山成勲(33、チュ・ソンフン)とイ・ウォンヒ(26、KRA)が今回はマイク戦争をする。
2008北京五輪時、それぞれMBCとKBS柔道解説委員として話術対決をする。
MBC広報チーム関係者は6日「秋山が“黄金漁場・膝うち道士”に出演した縁でMBCスポーツ制作チームの柔道解説のオファーを好意的に受け入れた」とし「フルタイム解説ではなく、イベント的な参加となる」と明らかにした。
総合格闘技に転向した秋山は10日、北京に飛んで2~3日間、現地に滞在し、解説者としてデビューする予定だ。秋山は日本の日刊スポーツとのインタビューで、解説者を引き受けたことについて「胸の中は複雑だ」と心境を吐露した。
アテネ五輪当時、毎競技気持ちよく戦って韓国に初の金メダルをもたらせたイ・ウォンヒは、5月、2008北京五輪最終選抜戦73キロ以下級で後輩ワン・ギチュン(20、竜仁大)とキム・ウォンジュン(19、竜仁大)に敗れ、五輪2連覇の夢を断念させられた。
イ・ウォンヒはそのときの痛みを乗り越えて胴着の代わりにマイクを取る。彼は昨年12月、済州漢拏(チェジュ・ハルラ)体育館で行われたOKRAカップ国際柔道大会でKBS1日解説委員を務めたことがある。
五輪柔道競技が行われる科学技術大学体育館で会う2人がどんな解説をしてくれるか、場外対決も楽しみだ。
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