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ドイツ人女性のレナテ・ホンさん(71)が生き別れをした北朝鮮人夫ホン・オックンさん(74)に47年ぶりに再会したというニュースに、海外メディアも深い関心を示している。
米AP、仏AFP、独dpaなど主要通信社は5日、レナテ・ホンさんが北朝鮮の平壌(ピョンヤン)で夫に再会したと伝えた中央(チュンアン)日報の記事を、ソウル発の緊急ニュースとして報じた。
ヤフーなどインターネットの各ポータルサイトもレナテ・ホンさんの訪朝や夫との再会を主要記事に扱っている。
AP通信は中央日報の記事として「レナテ・ホンさんの夢がついにかなった。とうとう彼女の人生の最終章を締めくくれるようになった」と報じた。AFP通信も記事の冒頭で中央日報に触れ、ホンさんの一家が平壌入りしたことや、昨年から許可されたレナテ・ホンさんと夫ホン・ソックンさんの手紙の交換について詳しく伝えた。
毎日新聞も中央日報の記事として、レナテ・ホンさんとホン・ソックンさんの再会を詳しく報じた。
世界の各メディアはレナテ・ホンさんがドイツに帰国した後、報道合戦を繰り広げている。特派員をはじめ国内外の記者らは、イエナにあるレナテ・ホンさん自宅を含め中央(チュンアン)日報にホン氏一家をインタビューしたいとし、相次いで協力を要請してきている。
しかし、レナテ・ホンさんは「当分、独りで静かに過ごしたい」として外部との接触を避けており、取材陣が困惑している。
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