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満洲、抗日遺跡地放置される…周辺にガラス片やゴミ



中国満洲にある抗日独立運動記念物が放置されている。

先月11日、中国吉林省和龍。青山里(チョンサルリ)抗日大捷記念碑から上る階段には割れたガラスビンのかけらが散らばっていたほか、あちこちにゴミが積もっていた。階段入口には「危ない所だから近付かないように」という警告文がハングルと中国語で書かれた看板が立てられていた。記念碑は石が一部こわれ、割れて落ちるほど毀損されていた。


記念碑は1920年10月、大韓民国臨時政府北路軍政署金佐鎮(キム・ジャジン)総司令官率いる独立軍が、青山里白雲坪(パク・ウンピョン)渓谷で日本軍をせん滅したことを記念して2001年8月、国家保勲処と光復会が立てたものだ。

和龍市青山里5000平方メートルの敷地に建立されたこの記念碑は、高さ17.6メートル、広さ25メートルで、規模の面では碑石というよりは塔に近い。光復会で工事費を支援し、中国側が施工した。しかし、建立してから間もなく、ずさんな施工によって記念碑の参拝空間の地盤は沈み、雑草が伸びていた。石碑に付いていた薄石は落ち始めた。石が落ちた場には土がそのまま露出し、今にも崩れるようだった。また碑石を囲んでいる境界石は倒れて雑木が生い茂った丘の周辺に倒れていた。隣近の村に住むある住民は「記念碑を管理する人は別にない」と言った。

安重根義士が日本の伊藤博文を狙い撃ちした地点に設置されたハルビン駅列車乗り場の石碑もひびが入った状態で放置されていた。安重根義士の行為を見守った唯一の石碑だ。

金佐鎮将軍記念事業会関係者は「中国政府に青山里記念碑を補修させてほしいと何回も要請したがいまだ許可を出してもらっていない」とし「早く補修できるよう協調してくれればいい」と話している。



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