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独島太陽光発電施設、来月着工

独島(トクト、日本名・竹島)に太陽光発電施設が建設される。

6日、知識経済部は今年11月の完工を目標に、来月から独島に太陽光発電機の設置工事を開始する計画だと発表した。最近、日本の「独島挑発」が活発になり、これ対処するかたちで事業の推進向け、本格的に乗り出したのだ。今回、実施設計された独島の太陽光発電施設建設案は、今年2月に文化財委員会の審議を一部通過したものだ。

知識経済部は当初、太陽光と風力2種類を併用して、ディーゼル発電機に依存している独島のエネルギー供給源を自然資源エネルギーに代えようと計画したが、今年2月の文化財委員会で50キロワット級の太陽光発電施設案のみに許可を下したため、計画は難航していた。50キロワット級は独島の全使用電力の30%ほどにすぎないからだ。知識経済部は雨天が多く、日照量が少ない独島の気象状況を考慮し、風力発電を必ず並行すべきだとの強い姿勢を取ってきた。


2月の文化財委(天然記念物分科委院長イ・インギュ)は太陽光および風力など、計115キロワット規模の独島自然資源による発電施設の設置案に対し、東島に50キロワット級の太陽光発電機の建設する案のみを許可した。そして、東島の船着き場近くの風力発電機と西島の漁民宿舎の5キロワット級の太陽光発電機の建設案については「独島の鳥類生態系および、景観に影響を及ぼす恐れがある」とし、認可を拒否した。

独島には電力が供給されていないため、ディーゼル発電機を利用し、電気と暖房に必要な電力を島内でまかなっていた。そのため、独島に常駐する人々は船便で軽油を輸送し、それを容器に入れ、運ばなければならない煩雑さがあった。独島のディーゼル発電機は騒音と温室効果ガスの排出などにより、独島の生態系に悪影響を及ぼすという指摘が以前からされていた。



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